2008年08月22日

岡田監督、9・6バーレーン戦に向けて

05a7bbc0.jpg世界は北京五輪で熱いがW杯もわすれてはいけない。
9月6日からはW杯最終予選が始まる。

初戦はアウェーで負けたこともあるバーレーン。
8/20日に来日したウルグアイは仮想バーレーンだった。
仮想バーレーンにしては強すぎたがまあいい刺激だっただろう。

やはり俊輔、遠藤か。

 サッカー日本代表の岡田武史監督(51)は21日、W杯アジア最終予選第1戦バーレーン戦(9月6日、アウェー)に向け、MF中村俊輔(30)=セルティック=、MF松井大輔(27)=サンテティエンヌ=ら欧州組を大量招集する考えを明かした。また、ウイルス感染症から復帰したMF遠藤保仁(28)=G大阪=の体調をチェックするため、神戸戦(23日、万博)を視察することを明言。前日(20日)のウルグアイ戦で1?3と完敗し、MF小野伸二(28)=ボーフム=ら新戦力のテストに失敗したことから、従来の主力に命運を委ねる。

 ウルグアイにコテンパンにやっつけられた夜、岡田監督は札幌で苦い酒を飲み続けた。関係者によると、午前3時過ぎまでコーチングスタッフと会食したという。

 その屈辱から一夜明けて東京に戻ると、実力派欧州組の大量招集という考えを示した。バーレーン戦に向けた欧州各クラブへの招集要請レターの締め切りは23日だが「発表(25日)の時にすべての選手を選べる可能性があるようにしておいてくれ」と、報道陣の前で日本協会・小野剛技術委員長(46)に指令した。

 ウルグアイ戦に呼ばれたMF小野、MF長谷部誠(ヴォルフスブルク)のほか、俊輔、松井、MF稲本潤一(フランクフルト)、MF本田圭佑(VVV)ら、これまで声をかけた全選手の所属クラブに招集要請を行うことは確実。今週末の欧州リーグの映像をチェックしたうえで、25日に最終決断を下す。

 国内組では遠藤の復調に注目。「(23日には)G大阪の試合(神戸戦)を見に行く。遠藤本人と話をするか、分からないが(G大阪監督の)西野さんに体調を確認したい」と話した。

 ウルグアイ戦でテストした小野、MF青木剛(鹿島)ら新戦力が期待外れ。やはり頼りになるのは、俊輔、遠藤ら実績を残してきた選手だろう。何が起こるか分からないW杯最終予選。背水の指揮官は、だれと心中するのか覚悟を固めている。


get_bunf at 10:11│ サッカー